リスクについて
2016.06.27

かっこいい男性インターネット上で各種手続きを進められ、時間や場所を限定されず手軽に投資や資産運用ができるソーシャルレンディング。高金利であることも、魅力のひとつです。そんな魅力がつまったシステムを利用するに当たり、多くの人が不安を感じるのが「どんなリスクがあるのか」という点ではないでしょうか。起こりうるリスクと、リスクヘッジの方法についてご紹介します。
ソーシャルレンディングのもっとも大きなリスクとして、貸し倒れが挙げられます。貸し倒れとは、投資をした案件が順調に進まなかった場合に、元本や利息分を回収することができず、投資家が損をしてしまうという状態のことです。それならば、自分が投資する案件について「どのような企業がどのような事業のために使うお金なのか、しっかり下調べをすればいい」と考えるかもしれません。しかし、日本の法律上、投資家が借り手のことを知った上で投資することは、直接お金を貸す貸金業に当たってしまいます。そのため、投資家は相手について詳細は分からないまま投資するしかありません。
つまり、ソーシャルレンディングサービスの運営会社を信頼するしかないということです。日本には、いくつかの業者があるため、それぞれの運営会社の情報を集め、信頼性を見極めることが大切です。クチコミや利用者のレビュー、親会社はどこか、これまでの実績はどうかなど、確認してみましょう。
また、案件によって性質はそれぞれ違います。いくつかの案件に参加していくと、そのうちに「こういう案件には、このような傾向がある」という特徴が見極められるようになっていきます。例えば、運用期間の長さによっても、貸し倒れ時のリスクが変動します。運用期間が長いほど、手元に入ってくる金額は大きくなりますが、長い期間のどこかで貸し倒れが起きた場合、元本が戻ってこなくなるケースもあります。利息の返済についても、「元本一括返済」「満期一括返済」などいくつかのパターンがありますので、こうした要素も踏まえて、案件を見極めることが大切です。
なにより大切なのは、やはり分散投資をすることです。条件のいい案件を見つけたときには、そこへ集中的に投資することが賢い選択のように思えるかもしれません。しかし、どれほど条件のよい案件や安定性のありそうな案件でも、貸し倒れのリスクはついて回るものです。小額ずつ分散させることにより、リスクを最小限に抑えながらうまくやりくりできるようになります。
はじめのうちは「難しそう」と感じてしまうかもしれませんが、情報をこまめに集めながら経験を積んでいくことでリスクヘッジにも慣れていくでしょう。個人では投資が難しい案件にも参加でき、社会貢献につながるソーシャルレンディングをうまく活用してみましょう。

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